エロゲ祭続行。




あまりにも青い空を


彼女たちは皆一様に見上げ


青に沈む









 ということで、ORBITのブランドROOTから発売。
“ヤミと帽子と本の旅人”よりイヴの分身のひとりを。
といってもこの作品はアニメからですし、服装もアニメの方から拝借しましたけれども。
原作の方のビジュアルファンブックでも*1載せられていた向日葵畑が綺麗で綺麗で。
最初、メインと向日葵だけを塗っていたのですが青空がなくてはならないと妙な強迫観念に襲われこうなりました。
少し塗りが重たくなり過ぎましたかな。空の色は難しいです。

まじめに絵を描きはじめたは良いものの、勘が鈍っていて製作中つい他の方の指示を仰いでしまいました。
その節は彩城さま、コガさま、寄玄様、ナイ様、助かりました; 有り難う御座います!
優柔不断はいつものことなのですけれど、まさか線画の時点で迷うことになるとは思いませんでしたけれど。
といいますか線画汚い。orz
向日葵はまあ後でとか適当に考えていたらそのまま描いていました。orz




サイトの方にupしたもののサブタイは、分かる方だけ分かって下さいといいますか。*2
製作中ずっとあの曲とか白夜天霧や碧空雫澄などをずっと垂れ流しながら描きました。
途中何故かアニメ版月姫鑑賞していました。いえ、4話以降観ていなかったのですよ。









さて。本題ですが。
アインが格好良過ぎました。


あの背中にぼろぼろ泣きました。



カタハネフルコンプしました。
特に迷うこともなく、アン→カバ→ココと。*3
ココ可愛いよココ。
ココルートエンディングでエファと姫様の出会いを観た時には(ネタばれ)、アンとベルの出会いを思い出しながら嗚咽が...あ、目頭が熱くなってきました...。
御陰さまでもう涙腺が酷いことになっています。
その影響か、おとボク絵描きながらおとボクオリジナルサウンドトラックを聴いていたらエメラルドの風のあたりでおかしくなりまして、さよならの囁きにいとしいきもちで視界が歪みはじめリピートでYou make my day!が流れた時に、エンディングをみたあとにタイトル画面に戻ったときのような錯覚を受け嘆息まじりに瞬きをしたら零れてしまいました。うわぁ。いつからこんなに涙脆くなったのでしょうか。


いえもうですね。
何が言いたいかと云いますと、カタハネはアンベルで満足してはいけない。
ココルートでアインの格好良さとココの可愛さに惚れるべきだ。
アインの背中がそれはもう格好良くて、格好良くて、格好良くて....ぅ。

とはいってもやはり百合好きの性。アンベルは良かったです。
おとボクの本編唯一の百合な×××には片方の方の夏休みの挙動の所為で正直引いてしまう癖があったのでどうにもあれだったのですけれど。
アンジェリナとベルの台詞だけはどんな場面でしょうとこと細やかに一字一句丁寧に読みました。
もうですね、「アンジェリナさん」「(呼んだのは最後の方だけですが)ベル」と呼び合うだけで心拍数が上がり過ぎて困ります。
ワカバが宿の部屋割りについてアンジェリナとベルを別室(別宿?)にする提案した時、二人して声を揃えて拒否するのに萌えた。悶えた。
ココが「ファー」「マー」と呼ぶ度に心拍数が...心拍数が...........っ!
ココルートでワカバがココの過去を知った時に涙したのを呼んだ時、ワカバの台詞がそのまま心に響いて一緒にココを抱きしめたくなりました。
すみません。全く動いてもいないのに動悸がするのですがどうしたら良いでしょうか、先生。



A.C.V機能、中々面白かったですね。
ただ、本編に絡んだ使い方が余りなかったのが残念です。
あくまで“おまけ”といいますか。選択肢のないクロハネ編などでこそ使うべき機能ではないのでしょうか。
過去が変えられなくても色々な視点で見ることは出来ますしね。A.C.V自体、クロハネ配信後の開発途中に編み出されたものだったりするのでしょうか。
あたりさわりなく試しに使ってみよう、というような試験的な印象を受けました。
それか、このシーンをいれたいけれどシナリオ上難しいから(又は余り繋げて長くすると中弛みすることを気にしてか)こういうシステムを作れば効率よく盛り込められるから、というような。
折角ですので、もっと“おいしく”使えば良かったんじゃないかなあと。痒い所に手が届かない。
側聞しただけなので実際はどうなのかは存じませんが、ねがいの魔法。もさほど攻略も難しくないゲームらしいので、ランナーシステムの意味はあったのかな、と首を傾げたくなるような感じはします。
個人的な願望としては、ここまでこざっぱりとした清潔感のある作品なのですから18禁ゲームの枠を超えて欲しかったですね。
18禁じゃなくなれ、という訳でもなく、ゲームに対する固定観念をぶちやぶるような潔さと言いますか。
従来で需要がないとされていた“百合”ものを起用したのですから、そこまでいっても良かったんじゃないかなと。
数合わせなのか分かりませんけれど、クロハネの一回目と二回目をみたときに唐突に媚びられたような気がして少し残念。


 重ねて言いますけれど私の主観ですが、ゲームはとても面白かったですしプレイ中も脇目も振らないほどわくわくしましたけれどプレイ後は、あれ、という気持ちになりました。プレイ後の達成感と言いますか、充足感と言いますか、そう云うものが何故だか足り無い。共通ルートを少し飛ばした所為かな、とも思ったのですが最後の方は個別なので普通に読んでいたのでそれも違う気がします。
それは意図してのことかどうなのかは分からないのですけれど。
少し物足りない、もっと続きがみたいという気持ちになりますね。
完結したストーリーなのに何かが足り無いような。
ちゃんと繋がって球体が出来上がっている話なのに、ところどころに穴があいているような気がしてなりません。
飢餓感が酷いです。どうしてもその穴を覗いてみたい気になります。
取り敢えず、色んな方がはがきやらメールやらで書かれているようですし私もファンディスク希望ですね。


欲を言えば、マリオンとファビオの会話がもっと聴きたかったですね。(笑
メッセ組の特権としてドラマCDで補完していますけれど、「だー!もう、ついてくんなー!」とマリオンお姉さまが叫ぶのが可愛くて。
ネタばれになるので詳しくは伏せますが、男装したマリオンが素敵でした。




ということで清き一票を




以下コメントお返事。有り難う御座いました!


2月5日
>0:14 最近また画風が神がかってきたなー…一ファンとしてはにやにやするばかりでございます。

あぁあ有り難う御座います!orz
すみません、モチベーションのアップダウンが著しいものでして。(汗
恐れ多くもまだまだいたらない身としては勿体ないお言葉です。(滝汗
ですが自分が作り出した物を評価して頂けるのは描き手冥利に尽きますね、次はもっと頑張ろうと思えます。

私などの絵でよろしければ、どうぞ又見に来てやって下さいね。

*1:アニメ版はビジュアルコレクション。

*2:検索したら殆ど一発ですが

*3:フルコンプした後にNew gameをするとルート選択ができるようなのですが、ココの「カバー」のみならず“カバ”が公式になっていて笑いました。(笑